織文意匠鈴木

■百余年の歴史

明治四十年より百年余り、京都大徳寺の門前に店を構え 高い美意識と確かな技術を持って本物を創り続けています。
他に類を見ない立体感を表現する「唐織」を主とし 帯・お袈裟・能衣裳など、こだわり続ける物づくりは 優れた職人に支えられ、代々受け継がれてきました。

■鈴木の唐織

「唐織」の起源は江戸時代の能装束とされており、刺繍の ような立体感を表現する技法です。
鈴木では、長年の研究により独自の緯糸を作り上げ、唐織 本来の立体感を見事に表現しています。
また、配色にもこだわり、「鈴木の千色棚」と称される千色 以上を常備する糸棚から、最適な糸を随時選び出します。

<箔綴錦>

鈴木にしかできない技法です。箔を綴織で、文様は唐織で表現す る、二つの技の融合で織られた帯です。

<水衣錦>

三百年前から伝わる「水衣」を、独自の技法で表現しました。天女 の羽衣の様に、軽くしなやかで透明感がある生地は、四季を問わず に結んでいただける新感覚の帯です。